映画 『 DEATH NOTE 前編』
少年ジャンプ出身の、大人気コミック『Death Note』の映画化。
死神リュークが落とした名を書いたものを死に至らしめるというノートを、退屈な天才、夜神月(ヤガミライト)が拾った。彼は理想の社会を作るためにノートを用い、次々と犯罪者たちに裁きをくだしはじめる。
彼に対抗するは、謎の天才探偵L。
果たして、二人の頭脳戦の行方は?
以下、ネタバレ感想
私も以前好きで読んでいた『Death Note』ですが、WJでやるにしてもかなり斬新なマンガであったことは確か。
まあテレビアニメ化とかは明らかに無理っぽい内容ではありましたが(教育委員会からばしばし苦情が出そうだ)、実写映画といわれるとまずリュークとかどうすんの?って感じではありました。
蓋を開けてみると、リュークのフルCG化&実写との融合はかなりうまくいってました。初め宣伝を見たときは、なんだか実写の中で浮いてる・・・と思ってましたが、見出したらそんなには気にならなくなった。
月に無視されてじたばたするリュークとか、りんごをもらって嬉しげに飛びつくリュークも、原作並みの可愛さだったし(笑)
で、肝心要のストーリーですが、かなり原作をいじっていましたが、原作ファンから見ても、面白い出来であったと思います。
特に原作にはない映画のオリキャラ、月の幼馴染『秋野詩織』のキャラが、展開のキーマン的存在となっていたので、原作を知ってる私でも、この先どうなるんかなあ?とちょっとドキドキでした。
ただ、月のキャラが原作の『孤高の天才』から、『理想が敗れて道を踏み外した優等生』みたいになっていたのがちょっと残念かなあ・・・。
そのほうが原作を知らない観客には理解はしやすいかもしんないけど、原作では、理想と現実の間に矛盾やゆがみが存在することは疾うに理解したうえで、それを解消できる手段としてノートを用い、自ら汚れ役を買ったようなイメージだったので。
実際問題そういうノートがあったら、使わずにいるのは難しいんじゃないかなあ・・・。今現在、社会悪が如何に日常にあふれているか・・・みんなひしひしと感じているだろうからね。
詩織を最後に殺しちゃったことで、月が必要以上に欠陥人間に見えたような気も。原作では本当に大事な人たち(主に家族)のことは、彼はすごく大事にしてるイメージだけど。
あと、見終わったあと友達連中に言われて気が付いたけど、なるほど・・・原作を知っている私には、月はこういうの。Lはこういうキャラとわかっているから抵抗は少ないけど、知らない人から見るとかなりわざとらしく、芝居かかって見えるらしい・・・。
ま、そうだね。Lとかマンガだからいいけど、実際にやるとちょっと異様なキャラだし(笑)
でも松山ケンイチくんが演じたLも、前宣伝での想像以上に不気味だった・・・(アップがね(笑))本人のメイク前の写真もみたけど、やっぱりちょっとギョロ目っぽいので、このせいでLに選ばれたんかなあ・・・としみじみ思ったり(笑)
他にも有名俳優そろい踏みの今作でしたが、特に存在感を放っていたのが、鹿賀丈史演じる月の父親、夜神本部長かなあ・・・。
原作でも犯人を追い詰めるには、いささか手段を選ばない感のあるLとは対照的に、いちばん真っ当な手段でキラ(=月)を追いつめようとしている人物として、キャラが立っていた彼ですが、映画での存在感もさすが。まあこれは、鹿賀さんがベテランであるせいでもあるだろうけどね・・・。
どうでも良いけどFBI捜査官のレイは、なんでいきなり日本人になったんだろう?(笑)
まあともあれ、後編の展開がとても楽しみです。
対決の勝者が映画だけ変わっていたりしても、それはそれで面白そうだけど・・・(でも原作ファンは怒るかもね★)
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